このところ
- 2010/05/27
- 01:39
最近観たのは、チェルフィッチュとハイバイと一徳会。
他に、SENTIVALプロデュース公演の出演者へのワークショップと
洗足でオープンキャンパスという名の高校生向けのワークショップと
自分とこの劇団員を対象にしたレクチャーを行った。
レクチャーは、僕の「思考」をそろそろ劇団員に伝える段階に、
集団としても、また周囲の状況を鑑みても、入ったと思ったからだ。
古い言葉で言うと「オルグってもいいかな」と思える関係性に
ようやくなってきたような気がするからだ。
て、何年かかってんだよ、という感じですが、
こういうところには僕はすごく慎重なのです(笑)。
第一回目の今回は、演劇を越えて総論的に公共性とは何かという話と
日本になぜ公共性が根付かなかったのかを社会史的な側面から解説した。
そして本日の第二回目では、日本の近代以降の演劇史を解説し、
だから今こうなっているというところまで話し終えた。
レクチャーは一回2時間と大学の講義より長いが、
やはり反応や把握が大学生よりいいので、話しやすい。
第三回では劇団を取り巻く演劇界の環境と集団性について話す予定。
最終的には、演技論までいっちゃうんじゃないかな。
だんだん各論的にしながら、自分たちの現在と未来についての
思考と議論を深めることをしていきたいと思う。
今、うちがやるべきことは集団としての演劇論とスタンスを明確にし、
共有することだ。劇場法制定を前にして、降ってわいたように、
劇場の公共性や演劇の社会性が取りざたされているが、
幸いその点について僕個人は今さらあわてて考えなきゃいけないことは
何も無い。あとは状況に対応していく時に、苦心すればいい。
それよりも何よりも大事なのは、今の時代だからこその
劇団ならではの芸術性のあり方を考えることだ。
こいつはいつの時代でも難問だ!
他に、SENTIVALプロデュース公演の出演者へのワークショップと
洗足でオープンキャンパスという名の高校生向けのワークショップと
自分とこの劇団員を対象にしたレクチャーを行った。
レクチャーは、僕の「思考」をそろそろ劇団員に伝える段階に、
集団としても、また周囲の状況を鑑みても、入ったと思ったからだ。
古い言葉で言うと「オルグってもいいかな」と思える関係性に
ようやくなってきたような気がするからだ。
て、何年かかってんだよ、という感じですが、
こういうところには僕はすごく慎重なのです(笑)。
第一回目の今回は、演劇を越えて総論的に公共性とは何かという話と
日本になぜ公共性が根付かなかったのかを社会史的な側面から解説した。
そして本日の第二回目では、日本の近代以降の演劇史を解説し、
だから今こうなっているというところまで話し終えた。
レクチャーは一回2時間と大学の講義より長いが、
やはり反応や把握が大学生よりいいので、話しやすい。
第三回では劇団を取り巻く演劇界の環境と集団性について話す予定。
最終的には、演技論までいっちゃうんじゃないかな。
だんだん各論的にしながら、自分たちの現在と未来についての
思考と議論を深めることをしていきたいと思う。
今、うちがやるべきことは集団としての演劇論とスタンスを明確にし、
共有することだ。劇場法制定を前にして、降ってわいたように、
劇場の公共性や演劇の社会性が取りざたされているが、
幸いその点について僕個人は今さらあわてて考えなきゃいけないことは
何も無い。あとは状況に対応していく時に、苦心すればいい。
それよりも何よりも大事なのは、今の時代だからこその
劇団ならではの芸術性のあり方を考えることだ。
こいつはいつの時代でも難問だ!